スピリベル多摩川の活動理念と目標、クラブの生い立ちや名称の由来などをご紹介します。

1⃣ 選手育成+人間育成

地域の子どもたちにサッカーの楽しさを伝え広め、サッカーを通じて人間として大切な価値観やたくましい精神を育む。

指導経験が豊富で、育成年代の心身へのアプローチが得意なプロの指導者たちが、実戦的で質の高い技術を伝える。

2⃣ サッカーの魅力と価値の創造

選手性・人間性の両面において、将来性溢れる人材を数多く輩出し、所属する選手たちや指導者の社会的評価を高める。

子どもたちが安心・安全に育つ環境を提供する団体として地域貢献を行い、そこに関わる選手・保護者・指導者などの全ての人間が地域の人々との交流を大切にし、活動エリアにおけるサッカーの文化的価値を高める。

3⃣ クラブ目標

所属選手のみならず、その保護者や地域の人々が集い、自由に利用できる練習場及び広場とクラブハウスを建設する。

魅力的な選手を育成する地域に根差した国内有数のサッカークラブを目指し発展し続ける。

サッカーを通じて活動エリアで暮らす全ての人々を豊かにする。

 私たちは東京都世田谷区を活動拠点とし、令和4年に創立40周年を迎えた歴史あるサッカークラブです。

 そのルーツは、1982年に 「多摩川サッカースクール」 として誕生したことに始まり、2004年には現在WEリーグで活躍するINAC神戸レオネッサの東京育成支部として、 「INAC多摩川」 に名前を変えました。

 そして2022年、

 これまでクラブの歴史を築いてきた全ての人々への感謝の想いと、これから出会うたくさんの子どもたちに対する希望と情熱を持ち、これまで以上に地元の人々から愛され、地域に貢献できるクラブとなることを目指して、

クラブ名称を 「スピリベル多摩川」 に改め、ここから新たな歴史を紡いでいきます。

 スピリベル多摩川という名称の由来は、心や精神を表す「Spirit」と、自由を意味する「Liberty」から成るオリジナルワードに、このクラブの歴史を象徴する「多摩川」を加えたものからきています。

 また、クラブエンブレムとしては珍しい左右非対称な曲線の縁取りをしていますが、これは大人の決めた枠に捕らわれることなく、常識を覆すような子どもたちの無限大のイマジネーションを表した形です。

 スピリベル多摩川の指導は子どもたちにサッカーを大好きになってもらい、その熱意や好奇心を様々な困難に立ち向かっていけるチャレンジ精神に変換してあげることや、壁を乗り越えたときの喜びをより大きくしてあげることを大切にしています。

 そして、達成感や喜びによって自信を持った子どもたちが、自らの意思で思ったこと・やりたいことを表現しようと全力で取り組んだ先にあるものこそが、本当の「自由」だと考えています。

 自由とは大人から与えられる物ではなく、子どもたちが努力と自信によって心の中に作り出すかけがえのない精神です。スピリベル多摩川の子どもたちはたくさんの困難を楽しみながら乗り越え、自分の力で自由を掴み取ります。